岡山市北区下中野の歯医者・歯科/ちゅうりっぷ歯科

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2026/10/16

院長コラム【急な歯の痛み】夜中に歯が痛くなったら  ちゅうりっぷ歯科での考え方

以前の記事で、救急歯科診療の話を書きました。

その中でも、一番つらいのが「夜中の歯の痛み」だと思います。

歯医者は閉まっている。
眠れない。
朝まで、あと何時間もある。

今回は、そんな夜を少しでも楽に過ごすための方法をまとめました。


■朝までにできること

○いつもより丁寧に、やさしく歯をみがく

痛いと、つい歯みがきを避けてしまいがちです。
でも、こんなときこそ、お口を清潔にしてください。

痛くない範囲で、やさしく、時間をかけて丁寧に。
少し血が出ても、怖がりすぎなくて大丈夫です。
毎食後は朝晩はもちろん昼もみがきましょう。

歯を大切に考えられている著名人の多くは、夕方、寝る前と一日5.6回歯ブラシ、フロスをするそうです。

いろんな角度で器具を当てないと汚れが取れないことが多いからです。

食査が入りこんで組織を圧迫している痛みには特に有効です。

その際は歯ブラシの毛先を使って掻き出すように歯ブラシしましょう。

歯の痛みは、虫歯だけでなく、歯周病や噛み合わせから来ていることも多くあります。
いつもより痛いところ中心に清潔にしておくだけで、落ち着いてくることも少なくありません。

○上下の歯を、離しておく
意外と知られていないのが、「噛みしめ」による痛みです。

人は、知らず知らずのうちに上下の歯を接触させています。
特にストレスがかかると、無意識に食いしばってしまいます。
(TCH:歯列接触癖と呼ばれます)

すると、歯の中の神経(歯髄)や、歯を支える歯根膜が圧迫されて、
痛みが出たり、冷たいものがしみたりすることがあります。

本来、リラックスしているとき、上下の歯は1〜2ミリほど離れています。
これを「安静空隙(あんせいくうげき)」といいます。

日中も、ふと気づいたら、
「唇は閉じて、歯は離す」。
これを意識するだけで、痛みが早く落ち着くことがあります。

○市販の痛み止めを飲む
我慢せずに飲んでかまいません。
必ず、箱に書いてある用法・用量を守ってください。
持病のある方、ほかにお薬を飲んでいる方、妊娠中の方、以前に痛み止めでぜんそくが出たことがある方は、薬剤師さんに確認してから使いましょう。
お子さんには、子ども用と書かれたものを選んでください。


■してはいけないこと

○お風呂に長く入る・お酒を飲む・激しい運動をする
体が温まって血の巡りがよくなると、痛みが強くなります。
その日はシャワーで済ませるのがおすすめです。

○指や舌で、何度も触る
触るたびに刺激になります。


■朝になったら

痛みが引いていても、一度診せてください。

虫歯が進んで歯の神経が死んでしまうと、痛みがスッと消えることがあります。
「治った」のではなく、「感じなくなった」だけ。
そのまま放っておくと、あとで大きく腫れることがあります。


当院では、急な痛みの方は、まずお電話をください。
できる限り、その日のうちに診られるように調整します。

まずは痛みを取ること。
そして、原因に向き合って、続けられる治療を一緒に考えていくこと。

「困っている人を放っておけない」
その気持ちで、毎日の診療に向き合っています。

ちゅうりっぷ歯科
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